自動車/モビリティ
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自動車業界におけるテック技販
EV化、自動運転、ネットワーク技術の発展と、現在自動車業界は大変な変革期を迎えています。様々な測定を行い、より安全に、よりエコに、より快適に進化を遂げています。その開発において、テック技販のセンサ技術も発展に貢献しています。
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乗り心地、快適性評価(シート)
自動車は性能の向上はもちろんですが、昨今では車内環境をいかに快適に過ごせるのか、に注目した開発が行われています。その中の重要な1つとして、乗り心地の追求があります。EV化や自動運転が発達するに従って、人のオペレーションや車内での過ごし方が変わってきており、シートもそれに合わせた開発が必要です。これまで人が座った時のシートの3次元形状を測ることは課題の一つでしたが、テック技販ではモーションセンサ技術を応用したシートトレーサーで打破しました。
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アイソメトリック運動に近い運転動作を高精度にシミュレーション
乗員の動き、姿勢を知ることも重要なポイントです。これまで分布圧計で1軸の荷重を見ていましたが、フォースプレートや多軸ロードセルをシート内に組み込んで、乗員がどのような状態の時にどのように荷重がかかっているのかを詳細に計測することが出来ます。これらのデータは人の負荷をシミュレーションする際の逆動力学計算に反映させることで精度向上につなげることが出来ます。
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操作系周り(ステアリング、ペダル、レバー、スイッチ)
ハンドル操作、ペダリング、スイッチ操作など、車の中では様々なオペレーションが行われます。人間工学的にいかに扱いやすく操作できるのか、また快適に操作ができるのか、これらのパーツに多軸フォースセンサを組み込んで操作時の力計測を行うことが出来ます。
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自動車部品(タイヤ、シートベルト)
自動車は様々な部品から構成されています。テック技販ではこれらに対する感度試験、耐久試験、など特注を承っています。たとえば、シートベルトのロック感度についての試験機では、フォースセンサだけでなく、加速度計、モーター制御、全体コントロールのためのソフトウェア開発も行い、専用装置として開発を受けております。
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様々なモビリティ(電車、建機、農機、飛行機、船舶、バイク)
自動車以外にも様々なモビリティがあります。どの業界にもフォースセンサ技術は応用可能であり、それぞれの特性に合わせた計測ソリューションを提供しています。