2024年6月19日から6月22日に東京ビッグサイトで開催された
「ものづくりワールド東京 計測・検査・センサ展」に出展しました。
多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき、盛況のうちに終了することができました。
皆様のご来場、誠にありがとうございました。
弊社のブースも開始から終了まで、最終日はお足元の悪い中、たくさんのお客様で賑わっておりました。
ブースの詳細
ブースのデザインには、先月の「人とくるまのテクノロジー展」でも採用した
力のベクトル(矢印の造形)を引き続き取り入れました。
<力のセンシング実演コーナー>
ものづくりワールドにちなんで、力センサの・取り付け事例を実演展示しました。
今回のデモは、「ガラスカッターホイール」「電動ドライバー」「サンダー」に小型3軸力覚センサを組み込み、作業の際の力の使い方の実演をしました。
ガラスカッターホイール:切削の際の進行方向の抵抗力、蛇行していないかのブレ力をみて、刃の交換タイミングを判断します。
電動ドライバー:ネジ穴がなめらないように、垂直方向に押し付けながら操作で来ているのかをみます。
サンダー:両手分2か所にセンサを仕込み、左右の押さえつけ方のバランスをみます。
操作した力をリアルタイムで確認してもらい、力のかけ方、かかり方の数値化を見ていただきました。
<力計測・触覚計測 展示コーナー>
こちらは先月の展示会に引き続き、力センサをメインとした実演展示を行いました。
力センサは単に荷重を計測するだけでなく、例えば超高感度のセンサを使って、触覚分野のハプティクスセンサとしても応用することができます。
弊社の中でも摩擦を測るもの、柔らかさや物性特性を定量化するものなどがあります。
感性の数値化として、これまで行われてきた官能評価だけでなく、定量的な数値を使っての評価もプラスしてみては如何でしょうか。
その他に、昨今日本の社会は技能伝承が大きな課題となっており、職人作業を力、振動からみることもご提案しています。
これまで職人作業はカンコツを頼りに進められており、新人教育の際も「見て覚える」的な非効率なやり方が更新されない現実があります。力センサを使うことにより、どのタイミングで、どの方向に、どのくらい力を入れて作業しているのかを数値としてみることが出来、感覚的な教育から、数値を使った客観的指標に基づいた教育へシフトしてきています。
振動センサでは作業工程の中で、作業者に伝わる振動から合否判断を行うことも多く、その感覚共有や定量化も行うことが出来ます。
こちらのコーナーも多くの方にご興味をいただきました。
<当日展示した内容のカタログをダウンロードできるようにしました>
◆次回展示会のお知らせ◆
弊社は、7月に開催される「人とくるまのテクノロジー展2024NAGOYA」に出展を予定しております。
多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております。