第2回フォースプレート内蔵トレッドミル ユーザーズミーティングを開催しました。
日時:2024年11月8日(金)
場所:東京理科大学 葛飾キャンパス 保原研究室
第2回の情報交換会となり、今回も堅苦しくないざっくばらんな雰囲気の中、進行していきました。今回は対面式をメインとしましたが、オンラインでの参加も可能で、リアル/オンラインどちらとも想定以上の方々にご参加いただき、大変盛況に終えることが出来ました。ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。
今回はユーザーの皆様からどのように弊社のトレッドミルをお使いいただいているのか、幾つかご発表もいただきました。
・東京理科大学 先進工学部 保原浩明 先生
・東京理科大学 保原研究室 原岳史 様
・東海大学 スポーツ医科学研究所 五十嵐健太 様
・埼玉大学 理工学研究科 大澤優輔 先生
・国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 平尾貴大 様
・その他
※(左から)保原先生、原様、五十嵐様、大澤先生
バイオメカニクス、人間工学、脳科学、人間工学、福祉工学、インターフェースと大変多岐にわたる内容でご発表いただきました。負荷制御モード(自走式モード)をつかった全力疾走計測やVRを使った視覚刺激、機械学習を使ったデータアプローチなど参加者の皆様がお互いに興味を持つ内容で議論も活発に行われました。保原研の原さんからは、実際にトレッドミルで取得したサンプルデータを基に、力のデータだけで解析するアプローチのワークショップを開いていただき、具体的に参加者がエクセルで計算して解析してみる、という実践形式のもので即効性のある内容となり、これからトレッドミルをご検討のお客様にも大変有用な情報となりました。
実際に、ご参加いただいた皆様からは「学会では限られた時間の中で実験機材にフォーカスした質問をするタイミング、余裕がなかなかないところですが、本ミーティングは掘り下げた実験環境や実験プロトコルまで気軽に話すことができたため、大変有意義でした!」とのお声もいただきました。
保原研究室にて開催したこともあり、実際にトレッドミルを動かしてどのようなデータが取得できるのか、どのように実験運用するのかの議論もありました。
またテック技販からも幾つか機材を持ち込み、実演展示をしています。
最近フォースプレートは研究だけのためのものではなくなってきており、フォースプレートデータ活用した産業も活性化しています。そこで現在開発中のフォースプレートデータをリアルタイムでフィードバックするアプリをトレッドミルに内蔵しているフォースプレートで実演し、タブレットで撮影した動画にリアルタイムに合成ベクトルを描画するなどの実演をしました。
「ここまで容易なセットアップで即時性のあるフィードバックが行えるのであれば、現場で使えるアプリですね!」との声もいただき、大変好評でした。