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DSS300-HR

3軸力覚センサ、6軸力覚センサに対応した、3×3、6×6マトリクス演算が可能な、USBオンラインAD変換器です。
取り込んだセンサの信号を工学値計算を行い、リアルタイムにモニタが行えます。
また、ソフトウェア上でフィルタ(デジタルフィルタ)を自在にかけられるので、現象を確認しながらアナログノイズをカットすることが可能です。

 

  • 3軸力覚センサの物理量(N)をリアルタイムにモニタしながらの計測が可能です。
  • 1セットで3軸センサ4個までの計測が可能で、端子ボックスをカスケード接続することにより最大32個までの同時計測が可能です。
  • データはCSV形式で保存します。
  • 位相遅れの無いデジタルローパスルフィルタ(-24dB/oct)を標準装備しており、アナログノイズを自由にカットできます。
  • ひずみゲージ式センサや電圧等の汎用的な計測もご使用可能です。

システム構成図

ソフトウェア

準備

1.センサ情報画面

3軸力覚センサ等ご使用するセンサの情報を登録します。
また、デジタルフィルタ(-24dB/oct位相遅れ無しのローパスフィルタ)の設定も この画面で行います。

2.較正画面

センサとアンプのキャリブレーション(較正)を行います。
※アンプがDSA-03Aの場合は、この画面でBAL(ゼロ調整)とCAL(校正)を行う必要があります。
※アンプがDPA-03Aの場合は、この画面は使用しません。

3.計測条件画面

サンプリング周波数、計測時間、トリガ方法及び計測画面上に描画するモニタの設定を行います。

計測(データ保存)

1.計測画面

準備(センサ情報、校正、計測条件)で行った情報を元にセンサの出力をリアルタイムにモニタします。
また、計測結果の記録も行えます。

2.確認画面

記録した結果(波形)をカーソルによる値読みが行えます。
また、結果のCSVによるデータ保存も行えます。

3.データ保存(CSV化)

オプション

時系列波形モニタ

データファイルから任意CHを抜き出して時系列モニタ(X軸:時間、Y軸:工学値)で表示します。
モニタしたデータはカーソルで数値を読み込んで表示したり、指定区間のピーク値や平均値を簡単にモニタする事が可能です。

時系列波形重ね書きモニタ

最大6つのデータファイルから任意CHを抜き出して時系列による重ね書きモニタが行えます。
(カーソルは不可)

相関図波形モニタ

データファイルから任意CHを抜き出して相関図(X軸:工学値、Y軸:工学値)で表示します。
(カーソルは不可)

統計量

データファイルから「最大値」「最小値」「平均値」「振幅値」「標準偏差」「rms」を一覧で表示します。

仕様表

型式 DSS300-HR
[性能]
対象OS Windows7,10(64bit)
チャンネル数 12CH/台(最大8台(96CH)まで可能)
分解能 16bit
入力レンジ ±10V
変換精度 ±0.2%FS
サンプリング周波数 全CH最大20kHz
※パソコンの処理速度により制限される場合があります。
データ容量 パソコンメモリの空き容量(最大100MB)
計測方法 マニュアル(ソフトウェア)、外部トリガ、プリトリガ、レベルトリガ
外部トリガ :接点及びTTL信号  
プリトリガ :接点及びTTL信号   
レベルトリガ:任意1CH(1CH~12CHまで)
付属品 計測ソフトウェア、USBケーブル(1m)