【展示会】ものづくりワールド2025(東京) 計測・検査・センサ展に出展しました。
2025年7月9日(水)~7月11日(金)に幕張メッセで開催された
「ものづくりワールド東京 計測・検査・センサ展」に出展しました。
会期中は多くのお客様に弊社ブースにお立ち寄りいただき、盛況のうちに終了することができました。
皆様のご来場、誠にありがとうございました。
会場の入口からも目立つベクトルの立体造形によって、視認性とインパクトを高め、多くの来場者の関心を集めました。
力計測・触覚センシングの可能性
今回は、「官能を数値化する(作業DX)」「力センサによる様々な計測」をコンセプトに展示しました。
実演①:【先行案内】VibraScope
5月の展示会に続き、今回も新デバイス「VibraScope」をご紹介。
日本の製造業が抱える課題の一つである「技能伝承」や「作業DX」に対し、
作業中に発生する以下の3要素を同時に計測・可視化することで、職人技の"見える化"をご提案しました。
・作業者の手に伝わる触覚振動
・対象物自体の振動
・作業時の荷重の分力
展示では、鉛筆削りを、モノを切削する作業に見立てて、力の伝わり方や荷重の分力を直感的に体験していただきました。
一見、垂直方向に力を加えているように見えても、実際に計測してみると異なる・・・
そんな力や振動の"ギャップ"をリアルタイムに可視化し、教育・工程改善・品質向上への応用を感じていただきました。
また振動や荷重から、製品や物の状態を同定することも期待できます。
実演②:振り子が揺れている時の分力計測
振り子の線の根元に3軸力覚センサを取り付け、振り子が大きく振れている時は、重力方向だけでなく、横方向(せん断方向)に引っ張られている力も可視化されています。
実演③:マジックハンド×3軸力覚センサ
通常、グリップセンサというと、モノを掴む1軸方向の荷重を把持力としてみることが多いですが、実際は物体の自重で重力方向にかかる働く力があります。今回は3軸力覚センサのため把持力だけでなく、モノが擦り落ちる方向の荷重も計測することで摩擦力(摩擦係数)を算出することも可能になります。実際に人がモノを掴む時の手の感覚を再現する感覚センシングの可能性をご体感いただきました。
その他にも、触覚を用いた「Haplog」や「yawasa」も実機展示し、接触センシング・フィードバック技術の可能性を体験いただきました。
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